この記事では、Anker社のEufy robovac 11sという格安ロボット掃除機を実際に使用して感じたメリットとデメリットをまとめています。
わが家では、2人目の妊娠中、「産後の家事を少しでも楽にしたい」という思いでロボット掃除機の購入を検討しはじめました。
有名なのは、ルンバですよね。
他に家電屋さんでみたルーロという三角のロボット掃除機も気になっていました。
「欲しい」という気持ちはあるものの、ネックはお値段。
そんな時に出会ったのが、Anker社のEufy robovac 11sという格安のロボット掃除機です。
ロボット掃除機でありながら、2万円を切るというリーズナブルさ。
「2万円で掃除機がけから解放されるなら…」という気持ちで、Eufy robovac 11sを導入しました。
結果、大満足だったので、使用感をレポします。
Eufy robovac 11sを買ってから、自分で掃除機をかけるよりも部屋がきれいになり、子どもと遊んだり趣味に使う時間も増えました♪
●ロボット掃除機を安く買いたい方
●Eufy robovac 11sの使用感を知りたい方
この記事が参考になればうれしいです。
メリットだけではなく、デメリットも包み隠さずお伝えします。
eufy robovac 11sの基本的なスペック
eufy robovac 11sの基本的なスペックをまとめます。
音の55~60dbは、一般的な掃除機や洗濯機などの家電の音くらいだそうです。
(参考サイト)
吸引力は、有名なルンバと比較したかったのですが、ルンバは吸引力を公開していませんでした。
そのため、実際にごみがどれだけとれるか見ていただきたいと思います。
eufy robovac 11sでとれるゴミの量
18畳の1LDKを掃除してもらうと、これくらいのゴミがとれます。
掃除機を手でかけたあとでもこの量です。
うちはフローリングではなく、ウールの絨毯を敷いているので、ごみが多めかもしれません。フローリングの場合は、もっとごみが少ないと思います。
eufy robovac 11sを使うと、手で掃除機をかけるよりも多くのごみがとれました。
eufy robovac 11sの中身一覧
eufy robovac 11sを購入すると、以下の物が同梱されています。
・換えのフィルター
はじめから電池や換えのパーツがついているのはありがたいです。
換えのサイドブラシは2本で600円程度、
換えのフィルターは550円程度で販売されています。
(2021/8/20現在。楽天市場調べ)
eufy robovac 11sを実際に使用する時の工夫
うちは、18畳の1LDKの1階と、6畳4部屋の2階で使用しています。
ロボット掃除機の仕事効率アップのために、子どものおもちゃやリビングに置きたい物の収納は、アルミラックを使っています。
8cmの空間があれば、eufy robovac 11sが入り込んでくれるので、なるべく物は浮かせて収納しています。
床に置いて遊ぶ大型のおもちゃなどは、ロボット掃除機使用の際は上に上げています。
eufy robovac 11sを使用して感じたメリット
eufy robovac 11sを実際に使用して感じたメリットをまとめます。
メリット①安くてコスパがいい
まず一番のメリットは価格です。
ルンバやルーロの安い型と比べても、eufy robovac 11sの方が圧倒的に安いです。
・部屋の間取りは広さが標準
このような方には、じゅうぶんなスペックを持っています。
・部屋の間取りが複雑
・留守中にスマホから稼働の指示を出したい
メリット②吸引力
18畳の1LDKに使うと、ごみがこれくらいとれました。
うちは、9畳分のウール絨毯と9畳分のコルクマットを敷いています。
1回動かすと、0.6Lのダストボックスがいっぱいになります。
重さを計ってみると、約3グラムでした。
始めて使ってみた時は、ゴミの量に自分達でも驚きました。
「1週間掃除をしなかった」とかではなく、これでも一応毎日掃除機をかけていたので、このゴミの量を見て、嬉しいような悲しいような複雑な気持ちです。
1300paという吸引力がどれほどのレベルなのか、素人のわたしにはよくわかりません。
ですが、いまはeufy robovac 11sを1日おきに使って毎回これくらいゴミがとれるので、吸引力には満足しています。
メリット③薄い~ローベッドの下も楽々お掃除
eufy robovac 11sの厚さは約7.2cmです。
うちは、ロボット掃除機に対して、「掃除を楽にしたい」という希望の他に、「ローベッドの下を掃除してほしい」という希望がありました。
うちのローベッドのすき間は約12cmだったので、eufy robovac 11sは楽々入って行ってくれます。
寝室は布団がある分、ほこりも舞いやすいので、ロボット掃除機に掃除してもらえて大助かりです。
メリット④替えのフィルターが附属されている
eufy robovac 11sは初めから替えのフィルターやスペアブラシが附属されています。
フィルターは特に汚れやすいので、替えがあってありがたいです。
メリット⑤シンプルで分かりやすい操作性
eufy robovac 11sのリモコンを使ってできる機能をご紹介します。
①オートモード…吸引力を自動で調整しながら、約100分(バッテリーが無くなるまで)掃除してくれます。
②スポットモード…約2分間、その場をじっくりお掃除します。
③シングルモード…1部屋を30分ほどかけてお掃除します。
④エッジモード…壁際を20分ほどかけてじっくりお掃除します。
⑤時間の設定
⑥タイマー・予約
⑦充電スポットに戻す
⑧吸引力の切り替え
かなりシンプルで、基本的には①のオートモードや、途中で掃除を止めたい時に⑦を押すくらいしか使っていません。
「難しい機能は使いこなせない」「説明書読むの面倒」という方にぴったりの直感で使えるシンプルな機能です。
メリット⑥保証が長い
アンカー社のeufy robovac 11sは、標準の保証期間が18か月間あります。
家電は1年保証が多いですが、標準で1年半の保証期間があります。
わたしはeufy robovac 11sを楽天の公式ショップで買いました。
実は、買って2週間ほどで不具合がありました。
満充電でも、すぐに充電スポットに戻ってしまうのです。
ショップに連絡をすると、すぐに新しい商品と着払い伝票を送ってくれました。
eufy robovac 11sを使用して感じたデメリット
わが家にはeufy robovac 11sが欠かせない存在となっています。
でも、そんなeufy robovac 11sにも強いて言えばデメリットはあります。
eufy robovac 11sの使い心地をよりリアルに伝えるため、デメリットも隠さずまとめます。
デメリット①時間がかかる
eufy robovac 11sはAIが搭載されていません。
部屋の汚れを検知というわけではなく、「時間をかけて念入りに徹底的に掃除する」タイプです。きれいな箇所もゴミが多い箇所も同様に掃除をします。
そのため、「この部屋だけを○○分くらいで掃除して」というような指示は出せません。
・オートモード…満充電で約100分
・シングルモード…約30分
この2つのモードしか時間調整できないので、そこはデメリットの1つと感じる方もいると思います。
わが家では外出時や、就寝時に使っているので時間はあまり気になっていません。
デメリット②隅のゴミはとりづらい
これは、eufy robovac 11sに掃除してもらった直後の部屋の隅です。
ブラシでゴミを掻き出してくれているものの、家具のキャスターが邪魔をしているのか、ここの角にはよくゴミが溜まります。
普通の掃除機でもゴミをとりにくい箇所なので、ここはいつもクイックルワイパーや雑巾で掃除をしています。
ちなみに、キャスターを置いていない部屋の角は特に気になりません。
デメリット③充電基地に戻れない時がある
eufy robovac 11sは充電の減りを感じたり、設定したモードの終了時間が近づくと、自動で基地に戻ります。
しかし、帰宅後部屋をチェックすると、途中で力尽きていることが半年で3回ほどありました。
①ベッドの下によだれかけが落ちていて、エラーを起こしていた
②延長コードにからまっていた
③原因不明
うちの場合ですが、3回中2回は使用者に原因がありました。
1回は原因不明で力尽きていることもありましたが、その後はまた問題なく使えています。
デメリット④スマホに連動していない
eufy robovac 11sは格安であるため、スマホと連動もしていません。
スマホと連動していないデメリットは2つあります。
・リモコンを無くすとオートモードしか使えなくなる
・外出先から稼働の指示を出せない
1つ目のデメリットは、リモコンを無くさないよう注意するしかありません。
2つ目のデメリットに関しては、タイマー機能を使うことでカバーできます。
eufy robovac 11sはタイマー機能はあるものの、曜日指定はできません。
土日と平日で稼働時間を変えることは不可能です。
「毎日○時からスタート」という設定しかできません。
eufy robovac 11sよりも上位モデルのeufy robovac 15Cは2万円程度というコスパの良さに加えて、スマホ連携・スケジュール管理もできます。
コスパよく、スマホアプリでロボット掃除機を操作したい方はeufy robovac 15Cがおすすめです。
デメリット⑤非AIなので部屋認識がない
eufy robovac 11sは格安である分、AI搭載はありません。
部屋の中で掃除してほしくない場所は自分で物を置いて区切るしか方法はありません。
落下防止機能はついていますが、「玄関に落ちていた」という口コミを見かけたので、わが家では、子ども用のベビーゲートなどで対応しています。
上位モデルのeufy robovac 30cは、境界線テープを使用することにより、侵入禁止エリアを制限できます。お値段は約2万5千円程度です。
最上級モデルのeufy robovac L70 Hybridになると、境界線テープなしで、部屋のマッピングを指示することができます。
加えて、水拭き・高度なナビ能力・自動再開・スマホ連携・掃除エリア指定など、様々な機能を兼ね揃えています。
お値段はその分上がって約5万5千円程度ですが、水拭きモードがあってこのお値段であれば、コスパはいいと思います。
eufy robovac 11sの口コミ・レビューまとめ
以上、メリットを6つ、デメリットを5つご紹介しました。
②申し分ない吸引力
③7.2㎝と薄いので家具の下も楽々
④替えのフィルターが標準装備
⑤シンプルで分かりやすい操作性
⑥保証期間が18か月と長い
②家具があると、隅のごみはとれない
③充電基地に戻れない時もある
④スマホ連動がない
⑤非AI
デメリットも0ではありませんが、2万円以下という価格を考えると、わたしは eufy robovac 11sに大満足しています。
機能に物足りなさを感じる方は、上位モデルも合わせて検討してみてください。
お読みいただき、ありがとうございます。