この記事は、梅シロップや梅酒を作る時に、瓶のそこに漏れる原因と対策について書いてあります。
・梅シロップや梅酒作りで、瓶の底が濡れているのはなぜ?
・梅シロップや梅酒が瓶から漏れない対策
果実酒用の瓶を使って梅シロップを作っていると、瓶の底にシロップが漏れてしまいました。
梅シロップの容器がべとべとで嫌だ~
瓶が割れていたのかな?と水を入れて確かめてみましたが、水漏れは無し。よって、瓶が割れているわけではなさそうです。
なぜ梅シロップの場合のみ漏れてしまうのか、調べてみました。
梅シロップを作っていたら、こんな風に瓶の底に液だれが…
しかも、砂糖が結晶化して一部ガビガビになってしまいました。
梅シロップが瓶から漏れる原因①発酵
梅シロップを漬ける時に、砂糖が解け切らないと、梅シロップが発酵してしまいます。この発酵にとって、シロップが上へ上へと押し上げられ、蓋のすき間から漏れることがあるそうです。
・砂糖が溶け残っている
・梅がシワシワにならずに膨らむ
(通常シワシワになります)
・泡がでてきた
実際、うちの梅シロップも瓶の底に溶け残りの砂糖があり、梅も膨らんでいました。泡も見られました。
発酵してしまった梅シロップは、一度果実を取り除いてから煮沸すると安心していただけます。
梅シロップの発酵を防ぐ方法
梅シロップの発酵を防ぐポイントは、砂糖を素早く溶かすことがコツです。
砂糖を早く溶かすための方法を2つご紹介します。
・砂糖を2~4回に分けて入れる…こちらの記事では、砂糖を早く溶かすために、分量の砂糖を一気に入れるのではなく、数回に分けて入れる方法が紹介されています。
・毎日数回ゆする…ほとんどの梅シロップのレシピに「ゆする」と書いてあると思います。ゆすることで砂糖が溶けやすくなりますので、忘れずゆすりましょう。
梅シロップが瓶から漏れる原因②ゆすり方
砂糖を溶かすために、梅シロップの瓶をゆするのはとても大切です。ただし、天地をひっくり返すようにゆすってしまうと、シロップが漏れる原因に繋がります。
現にわたしも、瓶をさかさまにしてゆすっていました。
ゆすった直後は漏れに気づきませんでしたが、蓋の部分に付着していたのか、徐々に瓶に梅シロップがつたっていました。
梅シロップの瓶はさかさまにゆする必要はないので、左右にこまめにゆするようにしてください。
また、うちはホームセンターで買った一般的な果実酒用の瓶を使っていますが、下記のようなパッキンを使って密閉するタイプは液漏れしにくいそうです。
瓶の液漏れがいやな場合は、二重にしたジップロップLサイズでも1キロの梅シロップを漬けることができますよ。ジップロックを使う場合は、二重にすることと袋の下にボールやお皿をしくことをおすすめします。
梅シロップをアイラップで作っている方も!
アイラップは冷凍冷蔵はもちろん、レンジも熱湯もOKで梅シロップ以外にも使い勝手がいいです。
ジッパーが無いので口をしばる必要がありますが、耐冷温度は-30度、耐熱温度は120度までと幅広く使えます。
しかもとても安い!時短レシピのブログでよく見かけます。
梅シロップが瓶から漏れないようにする工夫まとめ
梅シロップが瓶からもれる主な原因は2つです。
・梅が発酵してしまい、シロップが上に押し上げられた。
→砂糖が早く溶けるようにこまめにゆする
→砂糖が早く溶けるように、砂糖を2~4回に分けて入れる
・ゆする時に、蓋からシロップが漏れてしまった。
→さかさまにゆすらないように気を付ける
梅シロップが瓶から漏れてても、瓶が割れているとは限りません。
わたしは水で実験したところ、水漏れなしでした。
梅シロップでべとべとにならないように対策をするか、「漏れるもの」とあきらめて下にお盆やプラスチックのお皿などを敷いておくのも一つです。
美味しい梅シロップを楽しんでくださいね
お読みいただき、ありがとうございました。