この記事では、0歳・1歳・2歳に向けた数字をテーマに扱っている絵本を紹介しています。
・「数字や数(かず)ってどうやって教えたらいいんだろう?」
・「自然に楽しく数の概念を教えたいな」
このようなお悩みを解決するための記事です。
数は、小学校1年生の算数から登場します。
小学校入学までに「数唱(すうしょう)…1~100まで数えることができる力」と「数の量感(りょうかん)…えんぴつが1本、2本…と絵や具体物を見て理解する力」を養っておくと、1年生の勉強がスムーズです。
少しでも数の概念を身に着けさせるために、小さいうちから数の絵本や生活の中で数を意識していきたいところです。
この記事で扱っている絵本は、0~2歳向けとしていますが、3歳が読んでも4歳が読んでも楽しめると思います。
難易度別に並べてご紹介していきます。
おさるのジョージはじめてのえほん「かず」
・作者(原作):マーガレット・レイ&ハンス・アウグスト・レイ
・出版社:金の星社
・12ページ
・扱っている数字:1~10
・身につくであろう力:数の量感
こちらの絵本は、原作のおさるのジョージ(ひとまねこざる)ではなく、アニメ版のジョージです。
左ページに1、右ページに2…と、1ページに1つずつの数字が描かれています。
文章はとても短く、各ページに「りんごが1こ」「たこが2まい」程度です。
絵がはっきりとした色彩で絵が描かれており、シンプルな構造なので、0歳児への読み聞かせにもぴったりです。
シンプルでとても見やすい絵本です。数字の英語表記も書かれています。
ぐりとぐらの1・2・3
・作者:なかがわ りえこ(作)/やまわき ゆりこ(絵)
・出版社:福音館
・24ページ
・扱っている数字:1~10
・身につくであろう力:数の量感
左のページにはイラスト、右のページには4~5行の短い詩が書かれています。
「ぐりとぐら」で有名な、やまわきりえこさんの、温かく可愛らしい絵柄が特徴的な絵本です。
いのしし、ゾウ、うさぎ、みけねこ…たくさんの動物が登場します。
4~5行の詩も、語呂良く数字を連想させる言葉がふんだんに使われています。
声に出して読むと、楽しくなるような言葉です。
子どもと一緒に、「9のクマさんのハンカチ数えてみよう」などと数えながら読むと楽しいです。
ちっちゃなミッケ!1・2・3とあそぼう
・作者:ジーン・マルゾーロ(文)/ウォルター・ウィック(写真)/糸井重里(訳)
・出版社:小学館
・24ページ
・扱っている数字:1~10
・身につくであろう力:数唱
有名な絵探し絵本「ミッケ!」の簡単バージョンです。
ペラペラな紙ではなく、厚手の紙なので、低年齢のお子さんとも安心して遊べます。
左ページにはお題、右ページには写真が載っています。
お題は写真付きでのっているので、語彙の少ない1~2歳のお子さんでも楽しむことができるしかけです。
他の絵本と違い、1こ2こ3こ…と数えながら数の感覚を養うことはできません。
その代わり、「絵探し」という遊び要素で楽しく1や2の数字の形を覚えることができます。
たぶん1~2歳向けだと思いますが、3歳の娘も楽しく遊んでいます。
数や数字を楽しく学べる絵本のまとめ
この記事の内容をまとめます。
①ぐりとぐらの1・2・3
②おさるのジョージはじめてのえほん「かず」
③ちっちゃなミッケ!「1・2・3とあそぼう」
他にもいい数の絵本を見つけたら、随時更新していきます。
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