こちらの記事は、ホーローおまるを3年以上実際に使ってみて感じたメリットとデメリットをまとめています。
おまるはおまるでも、「ホーローおまる」ってご存知ですか?
西松屋や赤ちゃん本舗などベビー用品店に売っているのは、プラスチック製のおまるばかりですよね。
ホーロー製のおまるは実店舗ではほとんど見かけなく、買いたい場合はインターネットショップでの購入が基本だと思います。
そんな、やや珍しいホーローおまるですが、実際に使ってみてメリットがたくさんあったので、ご紹介したいと思います。
また、デメリットも包み隠さずお伝えしますので、ホーローおまるの購入に悩んでいる方の参考になればうれしいです。
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ホーローおまるのメリット
これが、わたしが購入したホーローおまるです。
「一番役立った育児グッズじゃない!?」と夫が言うほど大活躍してくれました。
楽天のジェランジェというショップで購入しました。
蓋つきの20cmで、4000円程度でした。
ホーローおまるのメリット①コンパクトで持ち運びやすい
ホーローおまるは、一般的によく売っているプラスチック製品のおまると比べて非常にコンパクトです。
赤ちゃん用は直径20cm、2~3歳用は直径22㎝となっています。
コロンとした形なので、持ち運びにも便利です。
現在、うちの子どもは上の子が3歳になりたてで、下の子が生後9か月です。
上の子はおむつがはずれていますが、トイレが無い場所でいきなり「トイレ」ということも。
そんな時のために、車で移動する際は必ずホーローおまるも積んでいます。
ホーローおまるのメリット②形状がトイレと似ている
プラスチック製のおまるは、座るというよりは、またぐ形で排泄する形式が多いと思います。
ホーローおまるは、またがずに座る形になります。
※1歳になったばかりの娘です。
このように座って排泄をするので、トイレへの移行がスムーズです。
また、足が床につくので、ふんばる時に力が入りやすいのも特長です。
ホーローおまるのメリット③汚れやにおいがつきにくい
ホーローの材料は、金属とガラスです。
ガラス質は、内容物に左右されず、汚れやにおいがつきにくい素材です。
一方、プラスチック製品は、ホーローに比べてにおいが発生しやすい素材です。
プラスチック製品の臭いの原因は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、製造過程で使われる「安定剤」という化学物質。
2つ目は、小傷に付着するさまざまな臭いです。
ホーロー製品は雑菌が繁殖しにくく清潔に保つことができるので、食品タッパーなどにもおすすめです。
プラスチックは、軽い・安いなどのメリットもあるので、お好きな素材を選んでね
ホーローおまるのメリット④形がシンプルで洗いやすい
ホーローおまるは、つるんとした丸い形なので、洗うのも楽々です。
おまるは、何度も洗う必要のあるベビーグッズです。
洗うのが楽だと、その分手間も省けます。
基本的には、とっての部分を持って中身をトイレに流し、手洗い用の水で洗っています。
うんちの際や、一日の終わりにはトイレ用洗剤の「まめピカ」を使って洗っています。
ホーローおまるのメリット⑤見た目が可愛い
これは、個人の好みによると思いますが、わたしはホーローおまるのシンプルな形やレトロな雰囲気がとても気に入っています。
普段はリビングの出窓に置いていますが、「ザ・おまる」という見た目ではないので、来客時のそのままです。
「え!?これおまるなの!?」と驚かれることもしばしばあります。
可愛いカバーも色々あるので、着せ替え的な楽しみもあります。
コトリワークスやジュランジェカバーが可愛くてお気に入りです。
上の写真は、コトリワークスのリネン素材のおまるカバーです。
ホーローおまるのメリット⑥生後0か月から使用可能
ホーローおまるの形状は、生後0か月の赤ちゃんも使うことができるようになっています。
もちろんお母さんの支えが必要ですが、うちでは上の娘が生後3ヵ月、下の息子は生後2か月になる前から使っています。
「生後0か月からおまる」と聞くと、早すぎて驚かれるかもしれません
しかし、不思議なことに授乳後や寝起きに赤ちゃんにおまるをあてがうと、首すわり前でもおまるで排泄が可能です。
このように、なるべくおむつ以外の場所で排泄させる方法を「EC」や「おむつなし育児」と呼ぶそうです。
「おむつなし育児」と言っても、垂れ流しって意味ではありません。
「赤ちゃんのうちからおむつ以外のおまるなどの場所に排泄してもらう育児」といったニュアンスです。
おむつなし育児が少しでも気になる方には、この本が読みやすくておすすめです。
おむつなし育児を2人の子ども達にゆるく実践してみましたが、2人とも2歳で昼間のおむつがはずれ、2歳半で夜のおむつがはずれましたよ♪
ホーローおまるのメリット⑦おまるの役目を終えても使い道がある
ふつうのプラスチック製のおまるは、子どもがおむつはずれをすると共に、その役目を終えますよね。
ゴミに出したり、おさがりに出したりする場合もあるかもしれません。
しかし、ホーローおまるは、ゴミやおさがり以外の道も存在するのです。
おまるとしての役目を終えた後も、ママの布ナプキンのつけ置き用として使ったり、植木鉢にするご家庭もあるそうです。
もちろん、抵抗がある方は処分したらいいと思いますが、うちは植木鉢として活用しようかなと思っています。
上の子が生後2ヵ月のときから毎日毎日使ってきたので、わたしは手放せなさそうです。
ホーローおまるのデメリット
メリットたくさんのホーローおまるですが、デメリットもあります。
この記事では、デメリットも包み隠さずお伝えします。
ホーローおまるのデメリット①われる
ガラス質のホーローおまるは、落としたりぶつけたりすると、割れます。
これは、ホーローおまるの最大のデメリットではないかと思います。
わたしがうっかり者なだけかもしれませんが、3年間で2回もホーローおまるを落として割っています。
わたしは2回も落としましたが、どちらも欠けた程度だったので、ホーロー専用の補修材で修理して使っています。
ホーロー専用の補修材は、ホームセンターやネットで500円程度で売っています。
ホーローおまるのデメリット②冬は冷たい
夏はそのまま使用していますが、素材の性質により、冬は冷たくなってしまいます。
そこで、寒くなる時期はおまるにカバーをつけています。
うちでは、冬用にこのピンクと紫を購入して洗い替えにしています。
このカバーは、支える側のママにとっても暖かいカバーです。
出産祝いで、コトリワークスのシンプルなカバーもいただき、こちらもとても気に入っています。
ホーローおまるのデメリット③キャラクターものが無い
プラスチック製のおまるは、デザインや種類が豊富です。
プラスチック製であれば、アンパンマンやわんわんなどのキャラクターおまるが売っています。
子どもにとっては、トイトレのやる気につながる要素かもしれません。
どうしてもキャラものがいい人は、ホーローおまるにシール貼ってデコるってのはどう?
ホーローおまるのメリット・デメリットのまとめ
ホーローおまるのメリット7つとデメリット3つをまとめます。
①持ち運びしやすい
②トイレへの移行がスムーズ
③においや汚れがつきにくい
④洗いやすい
⑤見た目が可愛い
⑥生後0か月から使える
⑦おむつ外れ後も使える
①落とすと割れる
②冬は冷たい
③キャラデザインが無い
ホーローおまるは、うちでは上の子が生後3ヵ月になる前に購入して、3年経った今でも頻繁に使っています。
「おまるは2歳から」という固定観念を捨てて、0歳からのおまるライフ、楽しみませんか?
お読みいただき、ありがとうございます。