この記事には、庭のぶどうの木にスズメバチが毎日来るようになってしまい、自分でペットボトルトラップを作って対処した体験談について書いてあります。
ぎゃーーーースズメバチが何匹も庭に毎日いる!
うちの家庭菜園には1本のブドウの木があるんですが、そこに毎日スズメバチが来るようになってしまいました。
(スズメバチはブドウが大好き!)
どうやらうちの周りに巣があるわけではなさそうで、特定の方向から毎日来てはそちらへ帰っていきます。
スズメバチ駆除の業者さんに頼んでみようかと思いましたが、まずは自分で対処してみることにしました。
ペットボトルを使ってスズメバチトラップを作ってしかけた結果と、作り方についてまとめていきますね
・スズメバチトラップをおいた結果
・スズメバチトラップの作り方
「すでに敷地内にスズメバチの巣がある」という場合は、危険ですので自分で駆除しようとせず、プロに依頼しましょう。
くらしのマーケットでは、即日駆けつけてくれる業者さんや、巣の再発にも無料で対処してくれる業者さんを見つけることができますよ。
スズメバチが毎日来るので、スズメバチトラップを作ってみた結果
庭やベランダに毎日あらわれるスズメバチが恐ろしくて、スズメバチトラップを作ってみることにしました。
スズメバチトラップとは、こういうものです。
(中に20匹以上のスズメバチがかかりました)
トラップをしかけた初日にかかったのは1匹程度でしたが、2~3日たって誘因液の発酵が進むと、スズメバチがどんどん罠にかかるようになりました。
うちはトラップを5日~1週間ほどしかけておいてみました。すると、結果的に1回あたり20~30匹のスズメバチがとれました。
2回目を置いて3日ほどで、ほぼスズメバチが来なくなりました。
助かった…これでブドウが収穫ができる
ネットやホームセンターではスズメバチトラップが売っています。
自作が面倒な方は、こちらを試してみるのもひとつです。
スズメバチトラップの作り方や誘引剤レシピを紹介
スズメバチトラップを作るために用意する物
用意する物は以下の通りです。
- ペットボトル(ツルツルの1.5~2Lタイプが理想。500ml用でも小さいのが作れます)
- 赤いビニールテープ
- カッター
- ひも(スズランテープなどでもOK)
- はさみ
- 砂糖
- 酒(料理酒や日本酒や焼酎)
- 酢
- ぶどう(ファンタや小岩井などのブドウ味のジュースやブドウカルピスでも代用可能)
- ろうと(なくてもいいが、あった方が便利)
①ペットボトルに材料を入れて混ぜる(スズメバチトラップ誘引剤レシピ)
- 砂糖100g
- 酢100ml
- 酒300ml
- ブドウやブドウ味のジュース
これらをペットボトルに入れて混ぜます。
500mlや1L用のペットボトルで作る場合は、砂糖や液の量を半分にして作ってみてくださいね。
ろうとがあると便利です。
この溶液がどんどん発酵することにより、スズメバチを中へ集めていくそうです。
わたしは手順を間違ってさきにペットボトルに切り込みをいれてしまいました。切り込みはあとからいれた方が液がこぼれなくて良いです。
②ペットボトルに切り込みを入れる
ペットボトルの上部に2cm四方の穴をカッターであけます。
切ったあとは、下を内側に折りこむとスズメバチの止まり木効果があるそうです。
③切り込みに赤ビニールテープを貼る
切り込みの周りに、「ここが入口ですよ~!」とアピールするため、赤ビニールテープをはりましょう。
④庭やベランダに設置する
完成したトラップは、スズメバチが気になる場所に設置します。
トラップにスズメバチが寄ってきますので、人間がよく通る場所(玄関や家の周り)への設置は避けましょう。
絶対に人が近寄らないよう、「危険・スズメバチトラップ」などペットボトルに表記したり、家族にはトラップをしかけたことを伝えておいてくださいね。
スズメバチの殺し方
このペットボトルスズメバチトラップを作ると、匂いにつられて中にスズメバチが入ってきます。
トラップに入った時に羽がぬれて飛べなくなるのか、そのまま溺れて死んでしまうようです。
そのため、こちらが直接手を下して殺す必要はありません。
うちは、トラップを片付ける時に、中で生きていたら困るので、殺虫剤を吹きかけてからトラップを処分しました。
うちはこれを使っています。
容量の割にお高いですが、効果も高いです。
飛んでいるスズメバチにかけると一発で落ちて死にました。
もっと安価なタイプもあります。
スズメバチ用のペットボトルトラップの処分の仕方
ペットボトルスズメバチトラップを処分する時は、死んだスズメバチに触らないように気をつけてください。
スズメバチは死んだあとも毒をもっているそうです。
うちがトラップを外した時は、ゴム手袋をして処理しました。
- ゴム手袋をしてトラップを外す
- 念のためトラップ内に殺虫剤をかける
- 二重三重にした袋に新聞紙や古布をつめる
- スズメバチを液体ごと袋にあける
- 袋をしばってゴミに出す
トラップの中身を出す時は、ペットボトルをカッターなどで切ると出しやすかったです。
ゴミを回収してくれる方にもご迷惑がかからないよう、必ず新聞や古布でスズメバチをくるむようにしてゴミにだしましょう。
上でも紹介しましたが、トラップの中に噴射した殺虫剤はこちらを使いました。
まとめ:毎日スズメバチが来る場合は、ペットボトルでスズメバチトラップを作ろう
うちのように、「ぶどうの木に毎日スズメバチが来てこまる」という場合は、ペットボトルを使ってスズメバチトラップを作ってみましょう。思っていた以上にスズメバチがかかります。
ただし、うちは巣が無かったのでこのような対処にしましたが、すでに巣ができている場合はキリがないし危険です。
「すでに敷地内にスズメバチの巣がある」という場合は、危険ですので自分で駆除しようとせず、プロに依頼しましょう。
くらしのマーケットでは、即日駆けつけてくれる業者さんや、巣の再発にも無料で対処してくれる業者さんを見つけることができますよ。
スズメバチが嫌がる匂いのスプレーや駆除スプレーも紹介しています。